コロナを乗り越えていきたい希望の色
こんにちは エクリュ色彩検定講師の室谷です。
立春を過ぎ、日が長くなってきました。デパートでも、春らしい色が揃いましたね。
さて、先日のエクリュ西川ブログでは、
西川が選んだ「春色のアイメイク」をご紹介しましたが、
私は最近、黄緑色のストールを購入しました。
私のパーソナルカラーはサマーなので、グリーン系の色は、色によっては顔色が黄ばみやすいのですが、パステルの少し青みを感じさせるイエローグリーンは合わせやすい色です。
新宿伊勢丹のTOMORROWLANDの方が「今年の色です」とおっしゃっていましたが、この春は黄緑の洋服や小物がショップでも目を惹きます。
ヴァレンタイン商戦のチョコレート売り場やCMでも、
ピスタチオグリーンや抹茶色がアクセントカラーになっていたり、
こちらのJR東日本のショッピングサイトでは、リンツのピスタチオのチョコレートが、「日本初上陸」と紹介されていました。
*画像はJR東日本「JRE MALL」からお借りしました
昨年の話になりますが、JAFCA(日本流行色協会)が
2020年のムードを象徴する色を調査したところ、
1位は、グレーだったそうです。
その理由としては、すっきりしない、先行きが見えない、などコロナ禍における不安な気持ちを表現したものが大多数だったとのこと。
*2枚の画像はJAFCAホームページ:色のコラム「2020年を象徴する色は、「コロナ禍による不安な気持ちを象徴するグレー」よりお借りしました。
黄緑は光を思わせる黄色と、清涼感のある青を合わせた色で、閉塞感を和らげてくれるような色。
昨春は、よくわからないままにコロナに巻き込まれてしまいましたが、この春は黄緑色に終息への希望を託したいと思います。
医療従事者の方に感謝を込めて。