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  • Addressエクリュ銀座スタジオでは、カラーコーディネートとカラーセラピー(オーラソーマ)の融合を目指します。
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色彩検定で確実に点数を取る慣用色名の勉強法

エクリュ色彩検定講師の室谷です。

夏季の色彩検定6月17日はもう間近となりましたね。

申し込みをされた方には、受検票が配送スタートしましたのでお手元に着く頃ですね。

エクリュ代表西川礼子著
AFT色彩検定対策テキスト「1回で合格!色彩検定テキスト&問題集」

3級が、2020年10月発売から早くも2回目の重版(3刷)が決定したとのこと。

スタッフとして大変嬉しいです。

さて、3級、2級の色彩検定では、例年最後の設問で、慣用色名が出題されています。

配点は、1問2点で、6問、計12点です。

 

「どの色から覚えるとよいのかな?」

「試験によく出る色ってあるのかな?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

過去問を見ていると
ストレートに何色か?とよく聞かれる慣用色名もあれば、
選択肢として、よく登場している慣用色名もあります。

たとえば、この問題

 

「エクリュテキスト2級、模擬問題」の抜粋です。

正答は④「黄丹」
古代から皇太子の礼服として制定されてきた染色の色で、染料史でも重要な色です。

 

選択肢の慣用色名はどれも、字面だけでは、実際の色が想像しにくいもの。

それぞれの色の特徴を確認しておきましょう。

例えば、選択肢③の「鴇色」は、鴇(とき)の羽色にちなんだピンク色です。

絶滅危惧種だけに、私達には、色が連想しにくいですね。出題頻度は高いです。

 

他にも、3級の「萌黄」は、木々の新芽の色=つよい黄緑4GY6.5/9ですが、「黄」の文字で迷いがち。

2級の「黄蘗色(きはだいろ)」も、「黄」の文字が入っていますが、明るい黄緑9Y8/8です。

ちなみに、この「黄蘗色」はミカン科の樹木「キハダ」の樹皮から作られる染料の色です。

防虫効果があり、奈良時代から、和紙をキハダの染料で染め、経典や公文書に用いられています。

自分がすでに知っている色はともかく、初めて聞いた色はしっかりと
紛らわしい色は引っかからないように注意して覚えるようにしましょう。

 

過去問題や、模擬試験問題は最後の仕上げに解くことも良いですが、できれば問題に慣れるために
繰り返し解くのも勉強法のひとつ。

 

 

ぜひトライしてみてください。

UC級受験予定の方には過去ブログの「直前対策」がおすすめです。

ご検討をお祈りしています!