売れる色:ペットボトルのラベル色~その1
こんにちは エクリュ色彩検定講師の室谷です。寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか
さっそくですが、我が家の庭には「フラワーガール」という名の四季咲きのバラがあります。このバラ、普段は薄いピンク色なのですが、1月から2月の寒い時期は、彩度の高いピンク色になります。
理由はわからないのですが、早春の花は紅梅や椿など鮮やかな色が連想されます。パーソナルカラーのウィンターカラーとも通じますね。
ひょっとしてそれと共通する自然ならではの変化なのではとひそかに思っています。
さて、今年初めてのスタッフブログは昨夏に続き「ボトルの色ラベル・冬編」に挑戦してみました。
ひとつの特徴は「濃い」というワード。
秋冬商戦は色目は「濃い」がひとつの売りのようです。
インフルエンザや風邪など免疫力を強めたい季節柄、濃さ=重量感が感じられる明度低めのパッケージが、ビタミンCやミネラルなどをたくさん摂れそうな気がします。
濃い色は、薄い色よりも暖かく感じる色ですね。
夏編で登場した「オランジーナ」のAiryと書かれた清涼感を感じさせるラベルとは対照的ですね。
秋冬の色ラベルいかがでしょうか。水分は人間の基本的な欲求。
そこに季節感という要素を加えて、いかに購買につなげるかメーカーさんも研究分析を重ねているのだと思います。次に続きます。